皆(みな)さんがいつも飲(の)んでいる牛乳(ぎゅうにゅう)は、季節(きせつ)によって味(あじ)が違(ちが)うのをご存知(ぞんじ)ですか?牛乳(ぎゅうにゅう)は牛(うし)によって生(う)み出(だ)される自然(しぜん)の産物(さんぶつ)ですが、季節(きせつ)によって味(あじ)や香(かお)りなどの風味(ふうみ)は変化(へんか)しているのです。例(たと)えば、暑(あつ)い夏(なつ)が苦手(にがて)な乳牛(にゅうぎゅう)は、夏場(なつば)は食欲(しょくよく)が少(すく)なくなり、水分(すいぶん)を多(おお)く採(と)るので、夏(なつ)の牛乳(ぎゅうにゅう)は脂肪分(しぼうぶん)が少(すく)なく、軽(かる)めの口当(くちあ)たりになると言(い)われています。反対(はんたい)に、冬場(ふゆば)はエサをたくさん食(た)べて栄養(えいよう)をため込(こ)むため、脂肪分(しぼうぶん)が多(おお)くなり、濃厚(のうこう)な味(あじ)わいに。また牛(うし)の主食(しゅしょく)は、春(はる)から夏(なつ)は青草(あおくさ)、冬(ふゆ)は干(ほ)し草(くさ)である事(こと)も牛乳(ぎゅうにゅう)の味(あじ)に影響(えいきょう)を与(あた)えると言(い)われています。ぜひ、それぞれの季節(きせつ)の牛乳(ぎゅうにゅう)の味(あじ)を堪能(たんのう)してくださいね。